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2013年6月16日 (日)

川柳手習所見習(せんりゆうきようしつにゆうもん) 皐月席ノ巻

 旧の太陰太陽暦ならまだ四月でございやすが、お先ッぱしりの西洋暦はとうに5月になつており12日に川柳葛西教室がひらかれやして。お題とあつしの投句はこんな按配でございやしてネ。

 お題「アパート
 古川柳の様式での連でございやすが、みなさんが詠むのハいまの時代のことなンでこうした題がでるわけ。あつしァ独り江戸で詠んでやすンでいつも浮いてる川竹のッてことなんだがこんども長屋の心で詠んどりやす。

   新所帯狭さが嬉し四畳半

新所帯はあらじょたいと江戸風に読んでくんねえ。

     振出しのつもりが今は主となり

   長火鉢買つてしまつて川の字に

次のお題は「ひらひら

  越後屋がおいでおいでと麻のれん

  川風は粋なやつだよ裾あおる

  湯上りの女房手のひら団扇にし
 女房は江戸弁風に、にょうぼと読んでおくんなさい。

その次のお題は「棚ぼた

 浮世絵にお仙描かれ稲荷とく

    
居候してゝよかつた初鰹

 坊主死に思いがけずも黄金餅

 さいごは互選句で二作。お題は「お祭

  べらんめえ一年おきに肩で風

  他国者神社三ツの祭かと

こんな風に十一句詠んでみたンでございやすが、採りあげていたゞいたンは七句でございやして。「振りだしの、が客。「湯上りの、は秀。「越後屋が、は秀。「川風は、が客。「居候が、は天。「べららめえ、が秀。「他国者、は秀。マいまゝでゞいつち出来がよござんしたナ。十露盤
(そろばん)入れッと〆て十一点。来月は来月の風が吹く。いかゞなりやすかハお楽しみ。本日はこれまで。

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