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2013年6月 8日 (土)

川柳手習所見習(せんりゆうきようしつにゆうもん) 卯月席ノ巻

 川柳葛西教室駆け出し三月目でして。卯月席ッてのはあつしがかつてに呼んでンでしてお教室は新暦の414日にお集まりでやすがこちとら車椅子のご身分なンで面ァだす甲斐性がなく賢所なみにとおく御簾のうちより投句と洒落やして。
 生徒同士で選ぶ互選句のお題は、浅草。二句つくるのが宿題でやしてつぎのやふにひねつてだしやした。

   観音の奥に三千生き観音

   四ツを打つ鐘は浅草またふられ

 点にやァ一点の前抜きと秀、二点の客は五句、三点の人地天は各一句がありこの人地天を三才と呼びやすそうでやすがどれもかすめやせんでして。末摘花風ハいけやせんかもネ。

 あとの宿題は三ツ。お題ごとに三句づゝ詠んで送りやして。

 お題、小さな花。

   そこのけと一茶詠みそうすみれ草

   いぬふぐりかわいぞうな名誰つけた

   花びらを酒にうかべておぼろ月

 この三句も散々でやしたゼ。

 つぎのお題は、どろどろ。

   ヒューと鳴り花火と思やどろどろと

   味噌を溶きでえこ二ツの土鍋据え

   赤福は泥あそびよう餡をのせ

 このうちヒューと鳴りが秀をいたゞきやして。

 最後のお題は、後生楽。

   八百善で茶漬誂う能天気

   総領とたかをくゝつて今日も北

   極楽は蓮の葉ひと間蛙なみ

 八百善でが秀、極楽はが前抜きでやした。かんばしくありやせんなァ。十露盤(そろばん)はじくまでもなくたつた三点で夜も眠れずッて駄洒落だらけの卯月の席の巻でございやして。

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