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2009年7月 9日 (木)

【番外】当世時花(はやり)『お江戸悪たれ音頭』

傘の持ちやふで浅葱が知れる
つぼめりやァ横持ち後振り
跡(後)から来る人腹を打つ
階段上れば顔を突く
エヽィ、気ガキカネヘ
お江戸へ来るにやァしやく年(百年)はえへ
盆暗メ

傘の差しやふで浅葱が知れる
行きかう人にも鈍感で
かしげる気遣いまるでなし
骨の先で目ェ突く顔突く
エヽィ、気ガキカネヘ
お江戸へ来るにやァしやく年(百年)はえへ
盆暗メ

電車の乗りやふで浅葱が知れる
走って跳び乗るあわてもん。
田舎の電車ぢやァあるめへし
跡(後)がすぐ来る江戸の電車を知らねへか
エヽィ、気ガキカネヘ
お江戸へ来るにやァしやく年(百年)はえへ
盆暗メ

電車の降りやふで浅葱が知れる
ドアがあいたらサッサと降りろ
ぼんやり者は乗り込む人のご迷惑
もた\/するねへ日が暮れらァ
エヽィ、気ガキカネヘ
お江戸へ来るにやァしやく年(百年)はえへ
盆暗メ

戯作 古言屋幸兵衛  板元 吉原衣紋坂 艸鳥屋重三郎

【附(つけた)り】
唄い方ーーー巻き舌で、威勢よくいきやしよふ。

浅葱。あさぎ。勤番で地方から江戸へ出てきた武士の多くが、着物の裏地に安くて丈夫な浅葱色の木綿を用いていたところから、他者への気遣いを第一にする江戸の風習や仕来りに馴染まない彼らをさげすんで呼んだ。田舎者、の意。

古言屋幸兵衛。こごとこうべえ。落語の小言幸兵衛をもじった。

艸鳥屋。そうどりや。艸に鳥で、蔦の洒落。吉原細見や浮世絵の発行で大繁昌、江戸随一の板元、蔦屋重三郎。

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