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2008年10月 1日 (水)

【番外】二人は水性

 あるお方がブログで、粋な唄をご披露なすってらしたんで、あっしも鳥渡(ちょいと)洒落て書き込みさせてもらいやして。そいつゥこゝにお披露目させてもらいやすが、いかゞなもんかえ。ものになっておりやすかい。

あたしとおまえは 互いに水性

おまえ瀬ならば あたしは瀞よ

ふたりそろって ひとつの流れ

岩の意見も 巌(がん)とは聞けぬ

ともに海まで 落ちるは覚悟

産んでくれたが 親には顔向けできぬ

できぬ恋だけ 燃えても見せる

末はいずこの 藻屑に消える

それを覚悟の 恋の急流 道行流れ

残る浮名が せめての供養

わすれなんすな 真(まこと)の恋を

ともに手をとる道行ならば

いっそ離さぬ 花の命の燃えるまで

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コメント

あーあ
こんな恋しときゃよかったなぁ
この次生まれてくるときは、ヒリヒリするような恋してみようかな~ 
わたしは自分に嘘つきだったから
命懸けの恋なんて出来なかったんだわ。自業自得ね。
今日の清んだお月さんにお願いすることがないなんて 
なんてつまらないんだろ。泣きたく成っちゃった。

moon3ぱら姐さん江

  なァに、おそかあゝりやせんヨ。恋は命あるかぎりするもんですゼ。それがまた命を燃やすッてわけでネ。

  喜の字

あら喜三ニ兄さん お安くないわぁ 今も 命燃やしてらっしゃるんですね隅には置けないじゃありませんか。
もてて もててしょうがないっ て
お噂は風の便りを博多の柳がお聞きしたようですが、、
かなかな悲しの日暮を聞いて 鳴かぬ蛍は身を焦がし そんな水辺に藍染めの暗い色の浴衣は夜目に浮かばず 隠れていたんですよ。
もう真っ平ごめんなさいよと忘れちゃいましたよ。
もう入道雲もない秋の空 澄んだ風に吹かれちゃったから 
赤とんぼと一緒にすいすいさ。
薄が風にお辞儀してたら、笑ってると思ってくださいよ。

moon3ぱら姐さん江

 粋な文だねェ。鳴かぬ蛍は身を焦がしなんぞハ玄人の文だねェ。筆の素人ぢァありやせんナ。暗い色の浴衣は夜目に浮かばずなんて文も、並ぢァ出ねへヨ。〆の、薄が風にお辞儀してたらッて文句も洒落がきいてるゼ。
 あっしァこうした洒脱な文を書いてくれるお人が好きだねェ。張合いがあるヨ。また投げ込んでおくんな。

  喜ンの字  

鳴かぬ蛍が身を焦がしは都々逸ですよ
恋に焦がれてなく蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす
山家鳥虫歌にありますのよ。元歌は
声に現れなく虫よりも言わで蛍の身を焦がす。といいますの。
それを蝉の日暮にして かなかなかなしと した訳でして、
遠い昔に蜩の林 蛍の川辺の思い出ですよ意気地なしの思い出
はねっ帰りにもこんな頃があったとお笑いくださいな。

moon3ぱら姐さん江

 やっぱりねェ、都々逸ですナ。日本人ッてえのハ粋だよねえ。こういう文句で遊べンだから。
 意気地なしの思ひ出ですかい。女子衆(おなごし)が意気地なしッて言ふときァたいげえお相手のことが多いンだとあっしァ耳学問いたしておりやすヨ。ねえ。こっちから手ゑ出してゐるのに、その手つかんで一緒に小川飛び越えられない意気地なし、あゝじれったい、男ぢァないよッてネ。女に恥ィかゝせて。いまでも胆が焼けやしょう。

 喜の字

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