風魔大江戸八百八町八ヶ岳
どぢな咄ヨ。ふうじゃに見入られちまッて風邪ェ引いちまったゼ。ゆんべから天窓(あたま。頭)いてへなッて思ってゐたら、今朝ァ熱ヨ。七度五分。そんなもんたへしたことぢァねへゼって言わねへでおくんな。あっしァ自慢ぢァねへが、熱にァ弱いンだ、弱いもんほかにもいろ\/あるが、そいつァいまァ言わねへ。
だらしねへが、ドたま(頭)冷やして、寝てンのよ。
どうだ、かわいそふだろう。そふ思ったら後生だから、観音のさまの方角がに手ェ合わしてあっしの快癒を祈願しておくんな。恩義に感じるゼ。
軟弱自慢 喜の字
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コメント
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夜風やころころ変わる九月の気温に、不覚にもやられたのでしょうかお風邪、お見舞い申します。
浅草の観音様にむかって、病気が治るよう、手を合わせてお祈りしています。 ネギや紫蘇や茗荷で、湯豆腐なんかいかがでしょうか。
がんばれ喜三二!
投稿: ミーシャ | 2007年9月16日 (日) 12時44分
▼ミーシャさん江
ありがたふおざりィやす。
ゆんべ湯豆腐にァしたんでやすが、折角いたゞいたお文見わすれるドジしやして、おすすめのネギ紫蘇茗荷を入れずにやっちまいやした。茗荷だきァ甘酢漬けで別に喰いやした。
お礼、申しやす。ごしんぺえいたゞいて、ほんにうれしいヨ。
喜の字
投稿: 喜三二 | 2007年9月19日 (水) 10時47分