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2007年6月22日 (金)

初音聴く

 けさ、起きぬけにゆっくり淹れた朝茶を呑んでゐると、遠くからかすかながら初音が聴こえやしたゼ。いゝもんだねェ。あゝ夏だッて思える一瞬ヨ。

 ゑどのお人たちァうぐいすより、ほとゝぎすのてっぺんかけたかヲ喜んだそうでやすネ。
 八「コヲ(※)、けさァ、おりャあ初音聴いたゼ。熊「おいらァ、おとつい聴いた。与太「あたいなんぞハもっとはへえ、きょねんの夏きいたヨ。
  こんな莫迦ッぱなしがごぜえやすねェ。鳥渡(ちょいと)思ひ出したもんで、一筆啓上。

  喜の字

附(つけた)り
(※)相手に呼びかける「オイ」を江戸の頃には、「コヲ」または「コウ」と書いた。

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コメント

初めてです。とても面白いですね。出身が東京ではないので、そのあたりの感覚分かりませんが、あちらは「ド田舎」ということになるんですか。喜三二さんという命名。印象ですが、日本人の中にその名前の人何人もいたのではないでしょうか。でも、相当考えてつけられていることが分かりました。大切なところですからね。「コウ」という言い方、いつころ消えたんでしょうか。

幸音(ラーッキー・サウンド)さん、お初に。
書き込み下さって、ありがたふおざりィやす。

確かに、名乗った跡(後)で、江戸末期に朋誠堂喜三二ッてお方がいらしたことが分かりやした。秋田藩の江戸家老役のお方でネ。マいまでいやァ秋田藩の外務大臣みてえなお役どころでやすから、いろ\/ご苦労ありやしたんでやしょう。
 そいで、気を散じてえト名乗っておいでだッたンぢァねえかと察しやしたがネ。

 コヲが消えたンは、薩州の下っぱ武士が新政府になって警察の邏卒になりやしたんだが、そいつらが偉そうにオイコラッて言ってえばりまくりやしたから、コウやコヲがオイになっちまったンだと思ひやすゼ。
 昭和も戦後いゝ加減まで、オイコラって東京の警官はえばっておりやしたからネ。

 また、読んでおくんなさい。そいで、文(ふみ)ィ投げ込んでおくンな。

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